永井ますみさんから詩誌が送られてきた。 「リヴィエール187号」 発行所 正岡洋夫 2023年3月15日発行 十四人の同人による十六篇の詩、六人の同人の六篇のエッセイが収録されている。
「リヴィエール187号」を読む。
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永井ますみさんから詩誌が送られてきた。 「リヴィエール187号」 発行所 正岡洋夫 2023年3月15日発行 十四人の同人による十六篇の詩、六人の同人の六篇のエッセイが収録されている。
永井ますみさんから詩誌が送られてきた。 「現代詩神戸280号」 編集 永井ますみ・今猿人・神仙寺妙 2023年3月10日発行 十六人の同人が二十六篇の詩を発表。また、船橋に転居した同人小
ふいに思いたって、「芦屋芸術十七号」を六月十一日に出版しよう、そんな気持ちになってしまいました。きょう、私の作品は出来上がりました。詩画集「脳地獄」という四十六篇の詩と挿絵で構成された作品集です。約百四十頁です。 十
Ⅰ 別離 あなたが離れていくのがわかった あなたを離した Ⅱ 和解 今 あの人にサヨナラといった 生きるということは 死者と別れるこ
脳に 白いキキョウが咲いた 足の裏まで 根が張っていた
脳の中では あの世も この世も なかった 右側では 足の裏がない亡妻が歩いていたが 左では 青いサンダルをはいたあの女がタコのように笑っていた ふたりの髪は入り乱れ 合流し 歪み あたりいちめん 亀裂が走っ
何度も言ったじゃないか 帰って来るだけでいいから 家事はぜんぶボクがやるから だから ダイニングテーブルの前に いつものように 座っているだけでいいのに もうすぐ九年になるけれど 君はそれさえ
私たちはおそらく日常生活を送っていて、楽しかったり悲しかったり、あるいは苦しい時もあるだろうが、それぞれそれなりに生きているのだと思う。まさか自分が生きている生活の根底を凝視するなんてことは、まずあるまい、そうではない
危険か どうか 問い合わせがきた いつも 危険だ 脳は そう答えた いっせいに 笑った 誰かが シーッ 制止した その一瞬 もう一度 あなたに 会いたい 赤い色が 浮かび 滲み
闇は 一様に 暗くはなかった あちらでも こちらでも 無数の 白い てのひら状のものが 波うち 騒いでいた さまざまな闇の部位をめくり 時に 向こう側を垣間見せた わたくしはこれを未明と呼んでいる &nbs
おたがい もう 名前は はがれ落ちていた 無名の 一個の 生命と 生命が 激しく 愛しあっていた
ぐるぐる 回って また 絶望してる あの人は 去ってしまった
ぶざまな 奴だ 頭の中で そんな声がした 午前二時十二分
未明 ベッドに寝転んだまま 起きるのを ためらっていた ためらいながら 歩き出した
こまかい穴を すべてふさいでしまったと思っているのに まだどこかで風のような音がする
真っ暗なのに 南の空が明るかった そこだけ破れていた
死が近づいているのだろうか すべての顔が消えていた 一枚 一枚 はがれ落ちて 最後の一枚は 自分の顔だった
これから語ることはまったく個人的な事柄なので、さまざまな一般論から物事を考えたり感じたりする方には、不向きな話だった。ひょっとしたら私だけの特殊な体験なのかもしれない。 前置きはこれくらいにして、先月の二十五日土曜日
きのう、お友達から黄色いミモザの花をいただきました。 さっそく、ダイニングルームの東窓の飾り棚にいまも祀っているえっちゃんとジャックとアニーの骨壺の前を彩ってくれました。 こまやかな情感が漂っている花、わたくしはそ
音信が途絶えても まだメールに残っているもの もう見えないのに アルバムで笑っているもの 別れてしまったのに 動画で語りかけてくるもの ディスプレイにいつも咲いている白い花 紅い
もつれて 球形になって どこまでも 転がってゆく 手と足が四つ 頭が付いた首 二つ 胴体 二本 腕 四本 脚 四本 乳首 四つ くちびる ふたつ サイレンみたいに喚き散らして からまりあい もつれあい 一個
我が家のご近所、親水公園東端にある花壇。お花畑に菜の花が満開。私も参加していますが、みんなのボランティア活動で、こんなに綺麗に咲いてくれました。 毎月第一日曜日の朝十時から、花作りをやっています。
すべてを忘れてしまった 虫メガネで見ても 望遠鏡で見ても 何も見えなかった やはり ばくぜんとして こころも からだも どこにも見あたらなかった ただ つまさきにだけ 靴音を残したままで それでもわたしは楽
伊川達郎さんからこんな文芸誌が送られてきた。 「風のたより」27号 発行/風のポスト 2023年3月1日発行 巻頭、小坂厚子の詩<~バアさんと「朝」に>から始まって、兄妹の会話を中心に組
頭が混乱していた。 きのうか、数日前か、それとも二、三年前のことか、判然とはしなくなってきた。確かきのう書いたはずだと、最初そう頭の中は語っていた。数分後には、いやあの作品を仕上げたのは数年前だったよ、
後藤光治さんから詩誌が送られてきた。 後藤光治個人詩誌「アビラ」十三号 編集発行 後藤光治 2023年3月1日発行 この詩誌は、従来の構成通り、まず巻頭に「ロラン語録」、次に「詩作品」六
すべては灰色だと思っていた。 外界では、確かに無数の形態を持ちさまざまな色彩で彩られた物質や生命で満ち満ちているくらいのことは承知していた。けれども、外界に存在しているにぎやかな形態や色彩が私の内界の境
島が来た わたくしに 島が来た 島が来て 初めてわかることがある あらゆる人に 島が来る それは無人島だ なにもない 一本の骨もなかった この島には
山中従子さんから詩誌が送られてきた、早速一通り読んでみた。 「カルバート 2号」 発行・編集 樋口武二 2023年3月5日発行 十三名の作家による詩作品を中心に評論や写真や絵や、さらに詩
津田文子さんから詩誌が送られてきた。 「座」第74号 発行・座の会 2023年2月1日発行 この詩誌は、六人の作家で十篇の詩が発表されている。 巻頭の中西弘貴の作品「水場」。微かなエロ
ひょんなことでこの本の作者と出会った。しかも芦屋市海洋町という同じ町内の住民だった。といって、同じ町内でも出会い、語り合うなんて、そうざらにあることではない。縁があるのだろう。生きるってステキじゃないか。
長い歳月をこの世で暮らしているうちに、自分の固有空間とでもいうものが生成・発展するのだろうか。そして、この固有空間では、所謂「世間」とは多少ズレたり歪んだり曲がったり外れたりしている映像や色彩や線や話し声、果ては超自然
以前、私はこの作品の抄訳、「世界幻想文学大系第十九巻」(工藤幸雄訳、昭和55年9月30日初版)を読んでいる。このたび全訳が出る、そういうことで早速読んだ。 「サラゴサ手稿」(上) 2022年9月15日第
今年は正月を返上してこの作品の推敲に私は没頭した。それからも折に触れ細部を修正し、きょう、やっと完成した。外見から見れば、四百字詰め原稿用紙二百七十枚くらいの恋愛小説に見えるかもしれない。しかし、よく見れば、恋愛詩篇だ
きょう、「芦屋芸術十六号」が出来上がりました。発行日は三月一日ですが、かなり早く仕上がりました。 芦屋芸術十号から十五号までは私一人で執筆していましたが、今号は二人の作家に作品を書いていただきました。また、絵も従来の
大きな紙袋を見つけた 薄茶色で分厚い紙で出来ている 家の中で見つけたと思うのだが なんだかボンヤリしてしまって どこにあったかわからない 両手で持ち上げると 袋の口は閉ざされている ノリでビッシリ張り付けられているのか
なにをおしゃべりするために 亡妻はやって来たのだろう 雪の降り積もった 運動場を 六十数年前の バラックに近いボクの小学校の校舎 だがもう何かの展示場か事務所に変わっていたが その建物に向かって 車を飛ばした 久しぶりに
君は わたしのかたみに咲いた 二月のむらさきの花 すみれ
KMに 西の方には 六甲山の上に 小さなラグビーボール状の紅い雲が 二つ三つ浮かんでいる あとは 風もない 雲もない 夕暮れ 東には 親水公園の 木立に浮かぶ 二月の待宵の月 &
近所の親水中央公園東端にある花壇で、毎月第一日曜日の午前十時から十二時ごろまで、「南芦屋浜はなとまちプロジェクト」が活動をしている。簡単に言えば、お花畑を作る会、である。私はこの会に参加して、余程のことがない限り、月一
わたしは この椅子に座って 毎日 詩を書いている もう一年余りで 七十歳も半ばがやって来るというのに 認知症になって施設に入所するまで この椅子に座って 詩を書き続けている そして あなたは 冬の間 ずっとコタツに足を突
私が所属している市民運動、芦屋のドッグラン設置会が1月11日午後1時半から芦屋市役所で市長と面談しました。参加者はドッグラン設置会の代表六人と紹介・立会人の芦屋市会議員長谷基弘氏。芦屋市にドッグランを設置する反対派もい
ここ数か月以内に、「えっちゃんの夏」を出版します。 この作品を完成させるのにもう九年近くかかってしまいました。私の妻「えっちゃん」が亡くなった直後に、つまり彼女は九年前の七月十九日に死去し、その後すぐ、八月十五日に私
この一月はとてもせわしなく過ぎた。今年の一月は今日、三十一日火曜日でやっと幕を降ろす。 やることが多くて、ほとんど限界値を生きていた。振り返ってみれば、確かにそうだった。 概略を書きつらねても、平日は毎日午前中、事
そもそもの発端は、トロツキーの「文学と革命」だった。この本を読んで私は一九〇五年のロシア革命の挫折の前後、十九世紀末から一九二〇年代までのロシア文学に興味を持った。あれこれ作品を読み漁った。このたび読んだ作品もその流れ
今頃になってこんな話になってしまった。だったらこの先どうなってしまうのか。私の頭は混乱して荒野をさまよっている。 確かに誰にも中継点があるのはわかっていた。その中継点で様々な会話が交わされている。言うまでもないが、他
初雪が来た。庭の水道栓が凍結していた。私の住んでいる町では珍しい出来事だった。 昨夜、友人四人と連れ立って、阪神芦屋駅近くの宿六という居酒屋で七時ごろから飲み始めた。十時過ぎ、雪の降り止んだ帰路は凍結していた。タクシ
きのう、不思議な話だが、八年余り前に死んでいるワイフといっしょに散歩した。いつのまにか二人は近所の動物園、阪神パークの檻の中へ入っている。ちょうど真ん中あたりで、オスのライオンがぐったりして伏せていた。傍らの床の上には
KMに捧げる あなたは椅子を抱きしめています 椅子を抱きしめて眠っています わたくしの壊れてしまった椅子を バラバラに砕けてしまった椅子の夢を あなたは やさしく たいせつに 両手
この三日間、午前二時ごろ起きて、「芦屋芸術十六号」の編集・校正を終了しました。ワードで打ち込んだ原稿をPDFに変換して、校正刷りもしました。ちょうど190ページの雑誌になりました。内容は以下の通りです。