芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

山中従子が芦屋芸術へ

本日午後1時過ぎ、山中さんと会いました。久しぶりにお会いして、いろいろあれこれ。 結論から言えば、「芦屋芸術」に第2号から参加し今後協力していただきます。 芦屋芸術はまだ生まれたばかりですが、心強いパートナーがこの芦屋ま

松岡祥男の本について

今読み終わった本、おもしろかったので、おすすめです。 書名は「猫々堂主人 情況の最前線へ」。松岡祥男著。 何がおもしろかったのか一言でまとめろ、といわれてもとても無理な話で、おおよそ1990年代から2005年までの情況を

ヌケガラッチ4月13日の唄

ゆきやなぎのはながさいて さくらのはながさいて ゆきやなぎのはながちって さくらのはながちりました ちゅうりっぷがさいて やまぶきがさいて つつじがさいて ぜんぶさいたまま ゆうひだけがおちました もうそのさきはみえませ

祈禱詩篇について

もうすぐ、おそらく6月頃までに、この作品集が発行できると思います。 全部で10篇の作品で構成されています。 奇妙な味のする創作料理です。 ぜひご賞味してください。

「致死量」について

この詩集は1992年10月25日にミッドナイト・プレスから発行されました。9編の作品で構成されています。 今回はその中から詩集と同名の「致死量」という作品をご紹介します。 致死量 一日に二合の飯を食い続けると仮定して、私

「散乱するものの再生」について

この作品集は1996年9月2日にミッドナイト・プレスから発行されました。 この詩集は横書きで書いたため、その当時付き合いしていた詩人連中から痛烈な批判を浴びました。 いわく「せめて縦書きで書いてくださいな。読みづらくてし

作品集「た」について

この作品集は1987年3月1日に発行されたものです。 前著「黙礼」からおおよそ3年が過ぎています。全体は7編で構成されています。 今回はその中で比較的短い「寒冷」という作品をご紹介します。 寒冷 この寒冷の気配はいったい