芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

アンデルセン、サド、そして国家

アンデルセン全集第4巻(高橋健二訳、小学館)を読みました。ボクは好きだから読んでますが、確かに全集を全部読んでしまうのは大変なので、例えば、この集の中で「お茶のポット」だけでも読んでみてください。413頁から415頁まで

鹿を食った話

屋久島で三日間の滞在中、現地の女性のガイドさんからこんな話を聞いた。 屋久島の人口は約14,000人ですが、そして人口は増えもせず減りもせずだいたい横ばいで推移していて、人口が減少していく傾向にある日本の離島の現状にいた

役にたたなかった女

男は世間に出て働いて生活費を稼ぎ、女は主婦として家庭を守る、夫婦と子育ての基本はかくあるべきだ、そういう考え方を持っている人が、日本人には比較的多いんじゃないかと思います。 ところで、今、僕はアンデルセン全集第三巻(高橋