このホウキを買って もう一年 彼女がいなくなって 七年半だった
月別: 2021年12月
脳ガ 走ル
スベテガ 消エテユク 脳ガ 走ル 点滅スル 脳ダケガ
宮本輝の「錦繍」を読んだ。
この十二月四日、第一土曜日、私は地域活動をやっているある団体の会合に参加した。というか、この団体は毎月第一土曜日の夜にご近所のサイゼリアで会合をやっていて、会員になっている私は時間が許す限り参加している。言うまでもなく
七年の後に その7
けさ 花は いちだんと きれい
「シレジウス瞑想詩集」再読
無宗教のくせに何を思ってか、私は十月辺りから主にキリスト教神秘主義の文献を読んでいるが、この本もその流れにそって、扉を開いた。 「シレジウス瞑想詩集」(上巻) 岩波文庫 2005年11月16日第3刷
七年の後に その6
(ワイフを失ってから、出勤前、私はよく近所の親水公園を散歩する) 「いま、何時」 「朝の 九時十五分」
きのう、私は感謝した。
私は二十九歳から、亡妻「えっちゃん」とふたりで、主に損害保険の代理店を家業にして、この世を渡って来た。現在七十二歳だから、もう四十三年間、この仕事で家族の衣食住をまかなってきたわけだ。 この間、代理店業の在り方も時代
七年の後に その5
このまま木になって 立っていたい
七年の後に その4
心の底に 浮かんでいるのは 笑顔で見つめる えっちゃん ひとりだった
イグナチオ・デ・ロヨラの「ある巡礼者の物語」再読
無宗教の私にとって、この本の感想文を書くのは、トテモ無理だろう。生まれてからこのかた不勉強のため、キリスト教を含めて、あらゆる宗教に精通せず、ひとかけらの宗教心も宗教体験も持たない身であってみれば、それは当然の話だった
きょう、イシガメさん、冬眠します!
次男が小学校五年生の時の誕生日のプレゼント、イシガメさんが、きょう、冬眠します。 来年の春三月、目覚めたときは、三十三歳。 例年、十二月の中旬頃に冬眠させますが、ここ数日とても寒くなったので、私はきょう実行する決意
七年の後に その3
旅にでようと思う 雲の上まで
イグナチオ・デ・ロヨラの「霊操」再読
私がこの本を再読した理由は、過日、ベルグソンの「道徳と宗教の二源泉」を読み、彼は極めて積極的にキリスト教神秘主義を評価しているのを知った。もちろん、宗教における神秘体験に関して言えば、仏教でもイスラム教でも絶対者や仏な
七年の後に その2
なにもかんがえない 枯葉をみていた
七年の後に
君がいないから 空をみあげる