芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

アドルフ・ヒトラーの「続・わが闘争ー生存権と領土問題」

 この本の著者には単純な固定観念があって、その固定観念ですべてを解釈し、主張し、その固定観念以外の考え方や感じ方を批判、場合によっては極めて強く排除する傾向にある。また、特定の固定観念だけでもって現実を観察・理解するため

鳴き方

毎日、カアカアとお話しするようになって、時には大きな声で、あるいは微妙なトーンを変化させて、ボクに語りかけているのがわかった。    カラスにはカラスの  ニンゲンにはニンゲンの  鳴き方がある

七回忌、カアカアがやって来た!

 私は彼をカアカアと呼んでいる。  彼はしばしば我が家の庭先までやって来て、私とオシャベリする。七月の炎天下、さまざまな言葉をまくしたて、お前がちょっと気に入った、とまあ、そういうことらしい。  彼はもう一年余り我が家の

アドルフ・ヒトラーの「わが闘争ー国家社会主義運動」

 私の勘違いではなければ、私達の住んでいる現在の日本においては、思想・信条の自由な社会に生きているので、基本的には、さまざまな世界観があって、各自さまざまな人生を楽しんでいるのだ、私はそう思っている。だが、この本の著者は