芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

ローザ・ルクセンブルグの「資本蓄積論」第二篇

 前回の読書会で勉強したとおり、人間の労働はいつの時代にあっても、自分の一日の消費手段以上の生産物を生産する。これが人間の基本的な特色で、この土台の上で、人間の文化は形成されている。  さて、ボクラが現在住んでいる資本制

ローザ・ルクセンブルグの「資本蓄積論」第一篇

 「人間」という言葉をボクは時たま使うが、おそらくボクだけじゃなく、少なくとも年に一回か二回くらいは誰だって「ニンゲン」とつぶやいたりしてるんじゃないか、ボクはそう思っている。  ところで、いざ、じゃあ、君、「人間」って