きょうは、連休の予定表通り、予定表といっても紙ではなく頭の中に書いているだけですが、また、きのうの大雨も上がって晴れ間が出てきたので、朝から亀さんのお池のお掃除です。早速、彼のお住まいを訪問しました。 まず、亀さんを
月別: 2022年4月
「KAIGA」No.119を読んだ。
原口健次さんから詩誌が送られてきた。いや、正確に言えば、この詩誌をずっと送っていただいていた。 「KAIGA」No.119 編集発行人 原口健次 発行所 グループ絵画 2022年3月31日発行 &nbs
「ゆすりか」132号が、津田文子さんからやって来ました。
この詩誌には、津田文子の詩が六篇掲載されている。 「ゆすりか」132号 編集・発行 五味里美 発行所 ゆすりか社 2022年4月1日発行 海を捨てて地上で生きた鯨を描いた「海から上がった
「座」71号が、津田文子からやって来た。
津田文子さんから送られてきた詩誌を読んだ。 「座」71号 この詩誌は七人の詩人で九篇の詩が収録されている。 私には初めての経験だが、この詩誌には奥付に発行日も発行者も一切記載されていな
「詩的現代」40号が、山中従子からやって来た。
山中従子から詩誌が送られてきた。 季刊「詩的現代」40号 2022年3月18日発行 山中従子は「わたしは観葉植物」という作品を発表している。廃屋の居間の窓際に置かれたまま取り残された観
「現代詩神戸」276号を読む。
永井ますみさんから送っていただいた詩誌を読んだ。 「現代詩神戸」276号 編集 永井ますみ・田中信爾・今猿人 2022年3月10日発行 この詩誌は、十八人の詩人の作品三十二篇、特集とし
フォイエルバッハの「将来の哲学の根本命題」
先日、この著者の「キリスト教の本質」を読んだ。この本は宗教、特にキリスト教を論じたものだった。結論から言えば、神は人間の本質を超越的存在として人間の外部に人間が客体化したものだった。だから、神は人間の本質である、この命
「リヴィエール」181号を読む。
永井ますみさんから送っていただいた詩誌を読んだ。 「リヴィエール」181号 発行所 正岡洋夫 2022年3月15日発行 この詩誌は、二十人の詩人の作品二十一篇、八人の詩人のエッセイで構成
列車と吊り橋
この物語は、列車に同席した男性から始まる。いや、それ以前からずっと物語は続いていたようだが、「それ以前」はボンヤリして私にはわからなかった。 男性にはまったく見覚えがなかった。小太りした中年のこの男性は、スーツにネク
フォイエルバッハの「キリスト教の本質」
このところキリスト教神秘主義関連の本を読んでいるので、やはり、その対極に立っている本も読んでおくのが、事柄の公平性を求める私にとっては必然だった。 「キリスト教の本質」上 フォイエルバッハ著 昭和43年
カアカアは、いずこへ。
先週の土曜日からちょうど一週間、カアカアの姿が見えない。四月に入って、一日数回来ていた彼女が、一回ないし二回しか我が家に訪問しなくなった。お元気そうだったのに、何故だろう? そう思っていた矢先、フッツリ姿を見せなくなっ
「芦屋芸術十四号」が出来ました!
「芦屋芸術十四号」が出来ました。ちょうど、去年出版した十三号から一年が経ちました。両書とも「編集後記」は三月十九日、発行日は四月十九日です。十九は、私にとって特別な数字です。それはともかく、収録作品は以下の通り。 &nb
工場街の路地にて
記憶に鮮明に残っているが、ここだ、そう特定できない場所がある……頭の中を流れてゆく映像を見ていて、ふと私はそんな感慨を抱いているのだった。 損害賠償をされているのでその分野の仕事をしているあなたにぜひ立ち会ってほしい
消えた両足
耳もとでザラザラしたノイズが騒いで、前頭葉に張り付くような砂の映像がカチカチ固まり始めた瞬時、私はベッドに寝ころんだまま闇に浮かぶ天井を見つめていた。午前二時十六分。何故か耐えがたい寂寥感にかき乱されていた。すべては無
カメさん、庭をお散歩!
お昼過ぎ、カメさんの池の水替えをした。今年初めての水替え。 池といっても、プラスチックで出来た小さな人工の池。以前飼っていた熱帯魚の水槽の底砂を池に敷いて、レンガを積んだ小さな島。この島の上で、カメさんはのんびりお昼
無縁の人
昼過ぎ、いつものように芦屋浜の散歩から帰ってくると、我が家の庭に、おそらく私と同世代の七十代半ば前後だろうか、男と女がいた。 男は前庭の西側の隅に立って、ややうつむき加減の姿勢で、スマホのようなものを見つめている。右
新詩集「七年の後に」を出版します!
新詩集「七年の後に」を今年の五月十九日に出版します。 既に原稿は出来上がって、USBにPDFで入力し、いつもお願いしているコーシン出版に送付してこのまま印刷・製本していただけば、いつでも本になります。しかし、五月十九