芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

ローザ・ルクセンブルクの手紙

 きょうが最終回である。今まで、ローザ・ルクセンブルク選集全四巻、資本蓄積論全三冊を学んできた。芦屋芸術主催の「ローザ・ルクセンブルク読書会」第八回最終回の教材は、これである。    「ローザ・ルクセンブルクの

草の実を食べていました

いつも ふたりで歩いた 近所の 公園の ハラッパに 鳥が おおぜい やって来て 草の実を 食べていました つんつん首をあげさげして せわしなく じっと出来なくて ちょんちょん跳びはねて 雲ひとつない青空の下 五月の昼さが

ミニバラ

毎日 水やりをしていたかいがあって えっちゃんが 愛していた 赤いミニバラが ことしも わが家の庭の ウッドデッキの東側を いちめん 彩りました けさ ハサミで一輪切って 赤いグラスに立てて ダイニングの東窓の飾り棚に四

ローザ・ルクセンブルクの「資本蓄積論」第三篇

 芦屋芸術の第七回「ローザ・ルクセンブルク読書会」は、マルクスが「資本論」第二巻で論及した社会的総資本の再生産表式に対して、特にその拡大再生産表式に対して、ローザ・ルクセンブルクが真正面から批判した論文を取り扱う。 &n