芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

「リヴィエール174号」を読む。

 永井ますみさんから詩誌が届いた。十六人の詩人が書いた作品、七人の詩人の七篇のエッセイが収録されていた。    「リヴィエール174号」 発行所 横田英子 2021年1月15日発行    同人誌を読ん

「座」68号を読む。

 津田文子さんから詩誌が送られてきた。    「座」第68号 発行 座の会 2021年2月1日発行    おそらく、長い歳月にわたって詩を書き続けてきた人たちの詩誌であろう。平易な表現でありながら、成

「芦屋芸術十二号」が出来ました!

 「芦屋芸術十二号」が出来ました。収録作品は以下の通りです。     「えっちゃんの夏」   「月首」   「月光と白薔薇と」   「暗中を模索する その2」    今回もすべて私が書きました。定価千

「えっちゃんへの手紙」の最終稿が完成しました!

 きょう、いま、「えっちゃんへの手紙」の最終稿が完成しました。それ程長い文章ではないが、トテモ苦しみました。何故苦しんだか、読んでいただければ、きっとわかってもらえる、そう思っています。そして、やっとこれで、「連作えっち

午前三時

夢に よく出る 家 ジャックと散歩して 夕暮れて もう明かりのともった その家に また 帰っていた あの人が待っているようだった 先にジャックがはいり ボクもあがろうとすると すべてが消えていた 午前三時 この世では出会

トロツキーの「一九〇五年革命・結果と展望」

 私は世界の現在の状況は不勉強で知らない。ただ、島国の日本に住んでいるため、いくら不勉強であっても、この国に住まいを構えている大多数が現在の資本主義体制の中で生活するのを望んでいるだろう。現状を維持ないし改良する政治を望

トロツキーの「永続革命論」

 先日、トロツキーの「スペイン革命と人民戦線」を読んでいて、スペイン共産党はスターリンが主導する第三インターナショナルの人民戦線の戦略、まずブルジョア革命を達成してから社会主義革命を目指す所謂「二段階論」を採用してスペイ