芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

午前三時

夢に

よく出る

ジャックと散歩して

夕暮れて

もう明かりのともった

その家に また

帰っていた

あの人が待っているようだった

先にジャックがはいり

ボクもあがろうとすると

すべてが消えていた

午前三時

この世では出会ったことがない家だった