芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

瀬戸際まで

 朝食後、流し台で食器類を洗っていると、スマホの着信音が鳴っていた。水を止め、いつも置いているダイニングテーブルまでわざわざ小走りで確認したが、着信した形跡はなかった。  ふたたび洗い物をし始めたが、すぐに着信音が聞こえ