芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

亀、女、花、そして雨。

 昨夜もいつものスナックで右端の壁から出ているカウンター席に座って右肩を壁にもたせて、タバコをふかし、ウイスキーのグラスを傾けていた。  ここのスナックのチーママは私の唄う曲を熟知していて、「ヤマシタさん、入れたよ」、そ