芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

破裂音が耳をつんざいていた

 ほとんど―ここでMの思考は止まった。どうしてこんな副詞が口をついて出て来たのだろう。  ここから先は闇に消えていた。頭には何も浮かんでこなかった。いや、待て。私はすでに死んでいる―こんな言葉が出てきた。  だったらこう