急に夏が来たのか。春はもう終わったのだろうか。 いちいち温度計で計っているわけではない。パソコンで芦屋の一日の天気を調べてみると、この日ごろ、昼間は二十三度前後まで気温が上がっているらしい。特に芦屋とい
芦屋ビーチクラブ その107
芦屋芸術は詩・小説・文学・音楽・絵画・・・etc 芸術誌の発行とWEBでの表現を展開する芸術コミュニティサイトです。
急に夏が来たのか。春はもう終わったのだろうか。 いちいち温度計で計っているわけではない。パソコンで芦屋の一日の天気を調べてみると、この日ごろ、昼間は二十三度前後まで気温が上がっているらしい。特に芦屋とい
昨夜、いつものスナック、金曜日なのに比較的すいていて、スタッフと長いおしゃべりをしていた。 M 最近の若い人はお酒、飲まない人、多いみたい。それにこんなスナックへ足を運ぶなんて、好みじゃないみたい。年収も
Ⅰ 使いすぎちゃ ダメ なんでもそうよ わかる Ⅱ 愛だって やりすぎたら いずれ Ⅲ 破れちゃう 裂け目に涙
通いなれた この散歩道の終わりには いつも あの人が好きだった 花壇をさまよい 花びらを見つめて 紅 黄 紫 さまざまなそれを
これだけは間違いない話だ。 枕もとに竹で編んだ直径1メートルくらいの大きなザルがあって、その中で暗黒色の大蛇がとぐろを巻いている。 横たわった私と目と目が合うと、彼は笑いながら這いずり出して、ズルズル私の内部へ侵入
しばらく沈黙していたが、リカの方から語りかけてきた。 リカ 誰だって、そうよ。老後は安らかな生活がしたい。人生の晩年はたとえひとりぼっちでも楽しく暮らしたい。そうじゃない? M …… &nb
ボクの友達で宗教に肩入れしている男がいた。肩入れ? いや、むしろハマってしまった男だった。ボクは思うのだが、おそらく彼にとっては信じている宗教が絶対で、ボクのような無宗教のニンゲンは批判する対象の生命体だったろう。直接
きのう、四月十一日(土曜日)午前十二時から芦屋ビーチクラブのメンバー楊軽帆さんの送別会がコレで催された。ご主人の仕事の関係でこの十六日に日本を離れ、一年間、デトロイトで生活。 リーダーの中村さんが二ヶ月間かけて寿司造
昨夜、スナックのカウンター席の左隣に座った男と他愛ない話に戯れた。 彼がこの店にやって来る時は、いつも女連れだった。五十代の女だろう。美人系で歌もうまい。このスナックには小さなステージがあり、笑顔を浮かべた彼女はそこ
十二年間 言葉で追いかけても 虚しいことくらい 痛いほど わかってるのに 雨の中 歩いてた
六分咲きでも 強い風が吹けば 散っていく 昔 この道 ふたりで よく歩いたね
Ⅰ こんなに愛していても ひとり 芦屋川 Ⅱ 愛の火はいつか消えてしまうから 切ない夜 間を 流れる 芦屋川
すべての観念が消えてゆく 君の肉体の前で
Ⅰ この世と和解してから おさらばしたい そう思っています この世さん ありがとう いろいろお世話になりました Ⅱ この世さん あなたを恨むなんてこと もう二度としないから &n
雨の日が多い。春雨といっても、とてもそんなイメージなんてなくて、むしろ朝夕は冷たい日だった。 日曜日は晴れ曇り。天気予報ではそうなっている。ヨシ。今度の日曜日は洗濯をしてから芦屋浜のゴミ掃除をしよう。
朝七時過ぎ、ダイニングのシャッターをあげると、ガラス戸越しにカラスが一羽、見える。垣根の上にとまっている。私が見つめると、ちょっと恥ずかしそうに身じろぎする。おなかがへってるのだろう。家事より優先して、カラスとスズメた
原口健次さんから送っていただいた詩誌を読んだ。 寄稿文芸誌「KAIGA」No.131 編集発行人/原口健次 発行所/グループ絵画 2026年3月31日発行 今号も従来通り四人の執筆者で構
なにもかも 捨てて行こ もう帰ってこないから 捨てて行こ クローゼットを開けて この服も ネグリジェも 靴下も
こんな詩誌を読んだ。 「詩人の輪通信」61 発行所/「九条の会」アピールに賛同する詩人の輪 2025年12月28日発行 この詩誌全体が、平和への願い、祈りを、さまざまな人たちの詩や、講演
Ⅰ 行先なんて なかった 特段 行きたいところもなかった 十二年前に 終わっていた すべて Ⅱ でも そろそろかもしれない そろそろ別れ話かもしれない なんだか 長い間 迷い続け
残念ながら、この作家の本を読むのも、これが最後になるのかもしれなかった。 「パニッツァ全集 Ⅲ」 オスカル・パニッツァ著 種村季弘訳 筑摩書房 1991年9月25日初版第1刷 これでこの
三月最後の日曜日。おだやかな朝。春が全身にやってきた感じ。 六甲山もこんなにもおだやか。 けさの芦屋浜の「ゴミ拾い&雑草抜き」は汗ばむくらい。 こんな日がずっと続けばいいのに、私の耳もとに女性のそんな声が
昨夜、金曜日の夜は五時半から友人となじみのジョヴァンニでイタリア料理を楽しんだ。生ビールの後、赤ワインのボトル。食事中、いつものスナックからスマホが鳴って、キョウハ、来ナイノ? 九時。彼と別れて、ひとり、誘いのあったス
ことばだけじゃ イヤよ イヤ ダメ ヤメテ 口先だけって 詩人がやることじゃない? 自分が言ったこと 一時間後には忘れてるのが 詩人じゃない? まるごと 愛して
密室に閉じ込められているのだろうか。暗くて出口さえ見えなかった。いや、この部屋に机があるのか、椅子があるのか、そればかりか、壁さえどこにあるのかわからなかった。おそらくあなたがたはそんな馬鹿な話があるはずがないじゃない
いつ帰って来てくれても いいよ もう一度 やりなおそ もう 十二年も会ってないんだから だったら 楽しみがひとつある 肉体はすっかり焼いてしまったので どんな姿で帰って来るのだろう
高階杞一さんから送っていただいた詩誌を読んだ。 「ガーネット」Vol107 編集・発行/高階杞一 発行所/空とぶキリン社 2025年11月1日発行 この詩誌は「追悼 大橋政人」が特集され
だったら 詩を書くのをやめたら 帰って来てくれる?
スナックのスタッフには、七時ごろドアを開けていつものカウンター席に座るなり、開口一番、お願いしておいた。あしたの朝、芦屋浜のゴミ拾いをやらなきゃならないので、九時半、遅くとも十時にはタクシーを読んでね、早く帰りたいから
去年の十二月六日、我が家の友、亀さんは冬眠しました。そのいきさつは「亀と冬眠」と題してこのブログに投稿しました。 その亀さん、けさ、八時過ぎ、冬眠から目覚めました。元気でした! 三十七歳になります。つまり、当たり前
金堀則夫さんから送られてきた詩誌を読んだ。 詩誌「交野が原」第100号 編集・発行人/金堀則夫 2026年2月10日発行 今号での私の好みの作品をひとつあげるなら、高階杞一の「のちの話」
物語は、その女から始まる。 眉毛はない。剃り落してしまったのか。眉墨で黒い三日月の線を描いている。瞳の上に妖しく弓なりに反りかえるまつ毛。顔全体はおしろいの皮を被せて。紅だけではない。紫やピンクになったり、さまざまな
永井ますみさんから送っていただいた詩誌を読んだ。 「リヴィエール205」 発行所/正岡洋夫 2026年3月15日発行 十六人の詩人が十八篇の詩作品、また、八篇のエッセイを発表している。 読
いきつけのスナックで カウンターの左横に座った五十前後の女が 耳もとでささやいた 経年変化 こんな言葉 知ってる 知らない 教えてあげる こうよ 時がたてば すべて
永井ますみさんから詩誌が送られてきた。 「現代詩神戸」292号 編集/今猿人・神仙寺妙・永井ますみ 2026年3月10日発行 今号は十九人の詩人により作品が発表されていた。また、「追悼・
芦屋ビーチクラブの参加者は大人ばかりではない。子供も参加している。老若男女を問わず、まったくの自由参加。 この写真を見て欲しい。 大人は芦屋ビーチクラブのリーダー、中村さん。子供の方は護(ごう)君。 護君はほとん
昨夜、いつものスナックで飲んでいると九時頃メールがあった。十時半ごろ、あのスナックに、言ってますね! 誘いのメールだった。十時半ごろカウンターの席を立って、私は五、六十メートル先の別のスナックに向かった。もう三月半ばだ
きょうも浜辺に立ってみたけど やっぱし 海は海のままで なにも憶えていない顔して 寄せては 返し 結局 憶えてるのはボクだけか この頭だけ だったら &nbs
直樹一雄さんからこんな文芸誌が送られてきた。 「ブーゲンビリア第2章第5号」 発行/直樹一雄 2026年3月1日発行 詩、エッセイ、あるいは小説めいた文章、自伝など、さまざまな作品が収録
口では ランボーを語り 体は 小市民生活にどっぷりつかっていた 畳の上に 夕日が落ちてくる 障子の影で ごらん 君たちの過去がカラカラ笑っている ―きれいごとを 書くために 明け暮れた日々 さ
先日、この著者の全集第一巻を読んだ。引き続きこの本を開いた。 「パニッツァ全集 Ⅱ」 オスカル・パニッツァ著 種村季弘訳 筑摩書房 1991年8月25日初版第一刷 この全集では、スイスに
壁が迫って来るのだろうか。夕方から今までずっと、つぶされそうな気持がする。東西から挟もうとしているのか、南北からか。いや、待て。南北はあり得ない。だってこの部屋の南側はテラスになっていて、ガラス戸じゃないか。ガラスなら
きょうは、冬へ傾いたような朝だった。そういえば、三月に入ってここ二、三日、冷たい空気が辺りを支配している。 芦屋浜から見る六甲山もまるで冬景色。 それでも、やはり三月になっていた。堤防沿いに雑草が新しい芽を出してい
今週の水曜日、三月四日の夜のこと。 JR芦屋近辺にあるスナック。そこでアルバイトをしている四十代の女性。彼女とは何度かここで会っているが、その夜、こんな話になってしまった。おたがい、私は水割り、彼女はハイボール、かな
Ⅰ ずっと 続くと 思ってた ずっと もっと Ⅱ でも なぜ ずっと なぜ もっと Ⅲ それは ちょっと ただ なんとなく ずっと もっと きっと で でも でもネ ネ Ⅳ お
Ⅰ 好きやってん 四十三年間 ずっと あの女が 好きやってん でも 死んでしまってん Ⅱ この十二年間 好きになれる女を探してん けど 会えなかってん Ⅲ なんでやと思う?
Ⅰ 楽しい思い出が 悲しい思い出になる 同じ思い出が この浜辺で Ⅱ いっぱい 詩を書いて あなたの帰りを 待っています 夜の浜辺 キラキラして
Ⅰ ふたつの花瓶を 水洗いして 花を飾っている Ⅱ ふたつの花瓶の間に えっちゃんの骨壺が置いてある 十二年間
後藤光治さんから送っていただいた詩誌を読んだ。 詩誌「アビラ」25号 編集発行/後藤光治 2026年3月1日発行 全体の構成はこうなっている。 まず巻頭に「ロラン語録」。ロマン・ロラン
三月一日。日曜日。朝。 もちろん、私は芦屋浜のゴミ拾い、雑草を抜き続けた。 きょうは、浜の北側、東端と西端を繋ぐ堤防の下の辺り、ゴミが多くて、驚いた。そうか。少し暖かくなってきたので、浜に来て遊ぶ人が増えて来たのだ