芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

ひとつの別れ

この頭から 言葉が消えてゆく なすすべもなく 消えてゆく   それもさよならのひとつだ   だけど 空間が沈んでいるところに 消えた言葉が浮かんでいる そんな別れもあった