芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

星野元豊の「講解教行信證 信の巻」

 一九七七年五月、鹿児島県の大口市にある大嵓寺に星野先生をお訪ねした折の思い出を、少し語りたい。この頃、先生はライフワークの「講解教行信証」の執筆に集中していて、おそらくボクのような一面識もない若造を相手にしている時間な

きょう、イイこと、ありました!

 仕事を休んだ。平日は毎日二時間前後、事務所に顔出ししているのだが。きょうは四月の十九日。ワイフの月命日。この七月で、この世を去ってまる三年になる。ボクラはふたりで商売をしていたので、朝から晩までいつもいっしょだった。だ

星野元豊の「講解教行信證 教行の巻」

 ボクはちょうど四十年前、星野先生をお訪ねした事がある。その頃、ボクはワイフと長男を連れて東京に流れて、ほとんど赤貧に近い生活を送っていた。もう二十八歳になるかならないか、言ってみれば今の世でいう所謂フリーターで、出来る

栄西を読む

 この本を手にしたのは今から四十年近い昔、ボクは二十八歳だった。仏教にかかわっている人はいざ知らず、ボクのような門外漢で、栄西の本を手にするのはおそらく珍しい部類だったろう。    日本の禅語録第一巻 栄西 古