芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

眼鏡

悲しいメガネのお話をしましょう。 それはどんな願いごとでもかなえてくれる不思議なメガネでした。 「戦前はよかった、しかし戦後になって日本人のいいところはすべて消えてしまった、まったくダメな人間になりさがってしまった。ああ

唯心論と唯物論の間で

最近読んだマルキ・ド・サドの作品、といってもうずいぶん昔に読んでいますから再読ですが、12篇の作品を収録した「恋のかけひき」(澁澤龍彦訳、角川文庫)の中に、「ファクスランジュ あるいは 野心の罪」という作品があり、最近日

芦屋芸術Ⅶ号について

芦屋芸術Ⅶ号を5月頃、発行します。 今回はどんな編集にするか、2月中に考えてみます。 既に若い方の原稿も預かっています。 出来れば4月中に編集・校正を終了したい、そんなふうに思ってるのですが。 いいアイデアや作品があれば