昨夜もいつものスナックで右端の壁から出ているカウンター席に座って右肩を壁にもたせて、タバコをふかし、ウイスキーのグラスを傾けていた。
ここのスナックのチーママは私の唄う曲を熟知していて、「ヤマシタさん、入れたよ」、そう呼びかけ、私にマイクを渡してくれる。私の希望ではなく、彼女の希望する曲を選んでくれる。
数曲唄った。やはり桂銀淑ばかり。「yesと答えて」、いや、ここでテレサテンの「つぐない」、ふたたび桂銀淑に還って「アモーレ激しく愛して」、「大阪暮色」、「悲しみの訪問者」、「ベサメムーチョ」。
最後に、西島三重子の「池上線」。
もちろん、言うまでもなく、金曜日の夜は客も混みあっていて、さまざまな客がさまざまな歌を流している。ちょっと、さまざまな客と言ってみたが、ほとんど常連で顔なじみだが。
左隣に座った女は初対面だった。包容力のある女。かいつまんでいえば、久しぶりに私は自分の過去を語っていた。もうすぐワイフの十三回忌がやって来るのも。彼女が涙ぐんでいるのがわかった。男の悲しい話を黙って受け入れ、耳を傾けてくれる女だった。
土曜日は残念ながら雨の予報。それも激しい雨。けれど、夜中の雨はやんで、曇り空。ヤッター! 雨が降る前に、亀の池の掃除を。
きょうは亀さん元気いっぱい。先週余りにおとなしかったので少し心配していたが、元気な姿を見て一安心。
そうだ。先週、彼岸花の鉢が割れて植え替えした話を書いたっけ。その新しい鉢の前を散歩している亀さんの姿をスマホに収めちゃった。

池の掃除が終わって亀と遊んでいる最中、十一時過ぎ、雨がポツリポツリ空から落ちてきた。
*トップの写真は、つぼみを出し始めたキキョウの下で遊ぶ亀。今年も白い花を咲かせてくれるだろう。