新詩集「七年の後に」を今年の五月十九日に出版します。
既に原稿は出来上がって、ＵＳＢにPDFで入力し、いつもお願いしているコーシン出版に送付してこのまま印刷・製本していただけば、いつでも本になります。しかし、五月十九日を出版日にしました。理由は、こうです。
今月の四月十九日に「芦屋芸術」十四号を出版します。もうすぐ出来上がってきます。その「編集後記」の日付は、三月十九日にしました。また、「芦屋芸術」十三号は、ちょうど一年前、去年の四月十九日に出版しました。やはり、「編集後記」は三月十九日です。このたび出版する詩集「七年の後に」の「あとがき」は四月十九日にしています。先に言った通り、この一か月後、つまり、五月の十九日が詩集の発行日になります。なんだか頭が混乱しそうな話です。
まったく個人的な事情ですが、私の妻悦子は、八年前の七月十九日に永眠しました。月命日、十九日。だから、「出版日」も、「編集後記」、「あとがき」も、すべて、掲載した作品同様ですが、私の心に浮かんでくる大切な言葉を表現しました。とことん個人的に、やってしまいました。