芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

亀、恋し。

 朝七時過ぎ、ダイニングのシャッターをあげると、ガラス戸越しにカラスが一羽、見える。垣根の上にとまっている。私が見つめると、ちょっと恥ずかしそうに身じろぎする。おなかがへってるのだろう。家事より優先して、カラスとスズメた