芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

亀と私のふたつの命

 思い起こせば、私は幼い頃から昆虫や爬虫類など、小動物に興味を持っていて、彼等と触れ合うことがとても好きだった。まだ小学校低学年だったが、庭の片隅でトカゲを何匹も、いや、二十匹くらいだった、飼っていた。いらなくなった流し