芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

親水公園にて その36

 午前二時過ぎ、まどろみの中で脳裏に言葉が浮かんでいた。ベッドから身を起こし、忘れないうちにそれをノートに書き写した。    あなたと  死別して  八年がたって  わかったことが     ひとつだけ