芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

親水公園にて その31

歩いていると まだ生きているのが わかる   夏が終わった     *午後五時過ぎ。親水中央公園西側の橋。私は毎日二回、昼と夕にこの橋を渡り、芦屋浜に出て海を見ている。  きょうは台風十四号

わかった

いのち と ひきかえに ことばが あふれていた   ここでは いのち と ことば が 等価だった   こんなせかいが そんざいしているのが わかった