芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

十月の終わり

十月三十一日 未明 すべてが分解して 崩れ去っていく夢からさめた だが目覚めた時には いったい何が分解したのか 崩れ去ったのか 思い出せなかった 瞑目して もう一度その夢の果てを追いかけた…… 天井から 台所の流し台へ