芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

亀、たまらない気持ち。

 先週の月曜日に亀の池を掃除してちょうど一週間。けさは二時半ごろ起きてきのうから頭に浮かんでいで気になっていた言葉を「脳が走っている」、一時間余りをかけてそんな作品にした。この作品の挿絵は午後に描いてホームページに発表す

脳が走っている

 距離を縮めることは出来なかった。高層ビルとはいっても、それはとてつもない高さだった。百階建てどころではない。二百階か、あるいは三百階か、いや、それ以上ではなかったか。その距離を縮めることが出来なかったのだ。  視線は屋