ひょっとしたら夢は暗号なのかもしれない。そして、その解読が終わる頃、この世を去っているのかもしれない。言ってみれば、この本は、解読できそうでいて、できない夢、おそらく著者だけが死の瞬間、脳裏にすべての夢が帰郷して、すべ
野間明子の「蒙昧集」を読む。
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ひょっとしたら夢は暗号なのかもしれない。そして、その解読が終わる頃、この世を去っているのかもしれない。言ってみれば、この本は、解読できそうでいて、できない夢、おそらく著者だけが死の瞬間、脳裏にすべての夢が帰郷して、すべ
五月の草原をゆくと ふくらはぎに 草がはえてくる そよそよ そよそよ ふとももにも草がはえて そよめいている やがて腰まわりから 顔のあたりまで すっかりおいしげってきた草を むしりつつ むしりつつ 青空へまき散らしては