芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

夢をさわる指

夢を見ているところを のぞかれていた やがて 頭の南の方角から 一本の指が出てきて 耳の穴を突きとおし つんつん 夢をさわっていた   しばらく つんつん していた