芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

お別れパーティー

 ボクの方からお別れするつもりなんてみじんもなかった。だが、誘われた以上、その夜、出かけざるを得なかった。ボクにとってはやるせなく、とても淋しいパーティーだった。  会費は一人三千円だった。E子の家で。彼女も入れて七人。