秘密集会では秘密言語が話されていた 彼は日本語以外の言語は理解出来なかった かつての日本が存在していた島なので 顔は同じような顔がそろっているが 言語はかいもく通じなかった だから 二〇九一年の冬の世界の かつての日本島
冬あるいは秘密言語
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秘密集会では秘密言語が話されていた 彼は日本語以外の言語は理解出来なかった かつての日本が存在していた島なので 顔は同じような顔がそろっているが 言語はかいもく通じなかった だから 二〇九一年の冬の世界の かつての日本島
ポツン ピタン そんな音がする ポツン ピタン すべてが小さな粒になって 落ちてゆく オレンジ色で 赤色で ポツン ピタン 無数に 分断されて ポツン ピタン ピタン ポッツン ポッツン ピタリン リンリン
先日、この著者の最晩年の作品「神の裁きと訣別するため」や「ヴァン・ゴッホ」などを読んだ。このたび読んだのは、一九三四年に発表された彼の三八歳、人生の半ばの作品だった。ちなみに、彼は五十一歳でこの世を去っている。 &nb
先週は少し飲み歩き過ぎた。土曜日の夜、八時にベッドに横たわっていた。 日曜日、つまり、きょうの未明、頭の中に言葉が浮かんでいる。どうしようか。仕方ない。私は起き上がって寝室の勉強机に座り、頭に浮かんだ言葉をノートへ書
クリッピングYと占星術Mと同症状 多飲症 微笑みを浮かべ ワイングラスを唇へ テーブルから手のひらは くり返し 下あごまで 何度も 行ったり 来たり している ただ 時折 めまい 不整脈の果て 失神 従って ペースメーカ
もう明日はないのかもしれない きょうで終わるのかもしれない だから 今夜は あのスナックへ行こう 彼女とデュエットするために そして そっとネジを巻いておくれ その指で
月曜日はMと、水曜日と木曜日はYと、そして金曜日はKと飲んだ。水曜日なんて木曜日の午前二時過ぎに帰宅。それでも朝、出勤した。また、きのう、金曜日は、きょう、土曜日の午前零時半ごろ帰宅。熟睡。あるいは昏睡状態か。朝六時半
彼は不思議な経験をした。洗面台の鏡の前に立った時、鏡に映った彼が、その前に立っている彼に語り続けた。…… ……憶えているか。あの夜。新しい部屋に案内されたのは。そこではAIに指導され教育され命令され管理
ぽっかり穴があいていた ふたつの穴が かすかに風が出入りしていた
ごじゃりんについて話しておこうと思う それはさがりんの物語である さがりんがいるということは もちろん あがりんもいたということだった それでいいではないか なにかまずいことがあるとでもいうのだろうか よし それじゃあ先
きょう、日曜日は朝から昼にかけて忙しい半日を過ごした。 午前四時前に起きて詩を書き、読書。六時前から家事。カラス夫婦とスズメたちにご飯。そして、八時には芦屋浜でゴミ拾い。一旦、帰宅。少し休憩の後、芦屋市の交流センター
きょうは日曜日。いつものように朝、芦屋浜へ向かった。開口一番、リーダーの中村さんに、町内の自治会総会があるので途中で帰ります、そう報告しておいた。 そして、最近ずっと続けている、雑草を抜く作業を始めた。
きょう、この文芸誌が届きました。 「別冊關學文藝 第六十九号」 編集人/浅田厚美 発行人/伊奈忠彦 2024年11月10日発行 これからゆっくり読ませていただきます。ちなみに、今号には、
無理につなげようとする必要はない バラバラは バラバラのままで つまり いまはバラバラが真実なのだ 無数のままで いい このままで だが しばらく待て やがて くっつくかもしれない
やがてすべてが明らかになるだろう というのも わたくしは愛していたからだ ポロリン そんな音がした 闇の中へ 帰って来た 体の音 すべては明らかになる つまり 神の愛を求めているのではなかった 具象的な死者の愛を求めてい
神は黴菌だ、罵倒した男がいる。この男は一八九六年に生まれ、一九四八年にこの世を去っている。つまり、ヨーロッパの悲劇、というより今のところ人類最大のと言っていいが、第一次世界大戦と第二次世界大戦の闇の中を通り過ぎてすべて
言葉の矢が ひっきりなしに 飛んできて 蜂の巣状態 突き刺さったすべての矢を抜き続けて 毎日 引き抜いた言葉を 無言で ノートに書き写して 暮らしている もう正直に言おう 言葉の矢だけではない 毎晩 天井
土曜日は雨、日曜日は晴れていて芦屋浜の清掃作業。その後、芦屋ビーチクラブの有志と浜で茶話会? お昼まで。 だから、きょう、月曜日の休日の朝八時四十分、亀の池の掃除。昼はまだ暑いくらいだが、朝夕は上掛けでも羽織りたくな
先日この著者の作品「眼球譚(初稿)」を読んだ。またその感想文をブログに書いた。今回は同じ著者のこんな本を読んだ。 「バタイユ作品集」 G・バタイユ著 生田耕作訳 角川文庫 昭和51年8月30日三版発行
きのうの豪雨が嘘のよう。本日、日曜日は晴れ。いつものように朝八時ごろ、芦屋浜へ足を運んだ。ビーチの清掃のため。 特筆すべきことが一つ。作業終了後、九時過ぎから有志だけで、浜に座っておしゃべりしながら、遊んだ。ステキな
昨夜は七時に寝てしまった 疲れていた 朝五時過ぎに ベッドから起き上がった こんなに眠ったのは 久しぶりだった このままずっと眠り続けるのが 一番いい死に方だな そう思った *写真は、我が家の死者を飾る花。
誰もが暗室を持っていると思う。自分固有の暗室を。ただ、人によって違う。彼の見る限り、多くの人は、暗室は一瞬にやって来て、一瞬に去っていく。そうじゃないだろうか。だから、暗室の存在を知らない。知覚しない。あるいは、こう言
脳 スバラシイモノガアタエラレテイル イッタイコレハ何ダ 一切ノ存在ハココニ無ク シカシ 一切ノ存在ガ浮カンデイル *これまでの地球上に存在していたすべての脳、また、将来存在するであろうあらゆる脳、その全脳
闇の中からカウンターが出てきた。六席のカウンターで左端に腰を下ろした彼の右隣にリカが座っている。その向こうに彼女の娘だと自称しているアーちゃんという女が彼に横顔を見せて何やらおしゃべりを続けている。声だけはするが、意味
会議室がお花畑になって蝶々が飛んでいる。夜なのに、天井は青空。いったい何の会議なのだろうか。 さまざまな花と蝶がいっぱい。知っているだけでもこんなにたくさん……ユリちゃん、マキちゃん、ミッキー。サユリ。リサ。ヒロミン
誰にでも妄想している時間があるのではなかろうか。そして、それぞれの個人独自の妄想と現実の裂け目の狭い道を歩いていく、あるいは走る、時に疾駆する、立ち止まる、それがそれぞれの個人独自の人生という特異な現象の外観ではなかろ
先日読んだ「一万一千本の鞭」に引き続き、同じ作家のこんな小説を読んだ。おそらく大方の日本で詩作している人には、こんないかがわしい作品は書けないだろう、またあまり読みたくもない。少なくとも私はそう思っているのだが。 &n
昨夜は友達と三人で飲んだり食べたり唄ったりして、気が付いたら、きょうの零時半ごろ帰宅していた。 日曜日は、芦屋浜の清掃作業の日。 家事のため少し遅れて、浜に着いたのは八時を過ぎてしまった。 九時まで、雑草を抜いて
もう十月も終わりに近づいているが、曇天の朝、庭掃除をしていると両腕に数カ所、蚊に刺されてしまった。 きょうは土曜日。例の如く亀の池の清掃・水替え作業の折り、夏日の時と同様、体の両サイドに蚊取り線香を置いた。今年は作業
私は過日、ある詩人から私が詩に挿絵を描いて一篇の作品にしている姿勢を批判された。詩は言葉だけで成立するのだと。私は即座に反論したが、それはさておき、おそらく日本の現在の詩の書き手の多くはそういった考え方をしているのでは
カウンターの右隣に座った女性に彼は不思議な魅力を覚えた。 今年になって彼はスナックRへしばしば足を運ぶようになった。これまで一人で飲み歩くことはほとんどなかったのだが。 リカよ、その女性はそんな名前を呟いていた。彫
黒い穴が開いていた。埋めようとしても無駄だった。もはやなすすべはなかった。 致し方ない。彼は現在の自分から過去へ、幼年時代へとイメージをさかのぼり、さまざまな場面の頁を繰り続けた。だがしかし、頭の中心の黒い穴だけは如
この世とは別の世界があるのだろうか えっちゃんに聞いてみよう あるよ 十年前に死んだ妻が言うんだから あるんだな
金曜日の夜からずっと多忙。だから土曜日恒例の亀の池の掃除が出来なくて、やっと今日、月曜日の午後一時ごろから始めた。朝夕はだいぶ涼しくなってきたが、昼間はまだ暑い。作業をしていると背中に汗が溜まって来る。 きょうはなぜ
ゆっくり動いていく。あれは何だ。 砂の液体。砂の粒が結合しないで、それぞれの独立した形を取りながら、しかし一つの固まりになって、液体状に動いている。 一つの固まり。そうは言っても、その固まりの果ては見えない。辺りは
きのうの第三回プレイフルサンドアートイン潮芦屋2024のスタッフとしての活動に引き続き、きょうも朝八時、芦屋浜へ出かけた。毎週日曜日恒例のビーチクリーン活動。 やはりきのうのイベント疲れか、少し集まりは悪かったけれど
この著者の長編小説「憑かれた女」を過日読んだが、今回は同じ著者のこんな長編小説を読んだ。 「アルクトゥールスへの旅」 デイヴィッド・リンゼイ著 中村保男・中村正明訳 サンリオSF文庫 1980年6月1日
きょうの天気予報は雨。確かに天気予報は当たっていました。 それでもたくさんの人が集まって、雨の中、子供たちが中心になって、砂でさまざまな作品を作り、楽しい午前の時間を過ごしました。高島芦屋市長の挨拶もありました。芦屋
眼前に書類が出された。何故か彼は打ちのめされた気持ちがした。一体全体何が書かれているか、強烈な光を浴びてオレンジ色ににじんでいて、解読不能だった。だが何としても解読しなければならなかった。一生をかけても。 もう五十年
「芦屋芸術二十一号」が出来ました! 内容は以下の通りです。 contents <招待作品> イメージの扉 山中従子 5 予感 他三篇
顔面に釘が刺さっていた。一本ではない。日本だ。違う。二本だ。左右の鼻孔に一本ずつ。痛くはなかった。むしろ痒かった。いや、鼻の穴が痒くて、痒み止めに釘を打ち込んだに違いなかった。 もしそうならば、彼は更に思考するのだっ
外見からすると二つの皿に盛られたパスタはどちらもペペロンチーノだった。しかし、よく聞こえなかったが、違った料理名だった。パスタに覆われて見えないが、中には特別に吟味された食材が入っているらしい。いったい何が入っているの
メールが来た。メッセージはない。ただ、少し開いた唇が描いてある。彼は右手の親指と人差指で上唇の中央を、左手の親指と人差指で下唇の中央をつまんで、上下に大きく開いた。中を覗き込んだ。息が出て来た。乳液の匂いがした。 十
昨夜は友人と三人で飲んで居酒屋からいつものスナックへ足を運んだ。私は飲みだすとほとんど何も食べない。体に悪いと言われるが、致し方ない。変更不能の好みだった。午前零時半、帰宅。 朝、七時前に起床。あれこれ家事をこなし、
見知らぬ女性が上から彼を覗き込んでいる。 「あなたは一体誰だ?」 「あたし? あたし?」 年齢は分からない、五十前後か。胸もとを震わせ、髪を振り乱し、唇を歪めて何度も「あたし?」とリフレインしている。まるで女の姿をし
この建物はいつ崩れ始めるかわからなかった。ベランダに置かれている空調の室外機なども汚泥にまみれ、機械というよりむしろ泥人形が立っている、そんな状態だった。 何故彼はこんな事務所に勤務しているのだろう。何故だ? ふとそ
嵐が頭の中を吹き荒れ 気がつくと 静かだった 月が傾いていた
もうおしゃべりなんてよそう あの鳥のさえずりに じっと耳を澄ませてごらん きっと 青空に浮かぶ雲を 帽子にして ふたりの右足は海に濡れている
血が流れていた いや もっと正確に言うと 血が混じっていた いやいや 血みどろだった というのも これからそのわけを話そうと思う 夜の話ではない 暗い 淫らな トラブルでは…… 午後零時ごろのちょっとしたイ