芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

遅い朝ごはん

 朝八時ごろ、ダイニングのガラス戸越しに見ると、ウッドデッキの手すりにスズメたちが止まっている。朝ごはんを待っている。そんな彼らの姿を私はスマホに収めた。

 

 木曜日、金曜日と夜遊びをしていた。誰のせいでもない、ただひたすら、私自身のせいで。

 金曜日の夜もいつものように午前零時を過ぎてしまった。土曜日に帰宅した。あいかわらず。

 だからいつもの平日より遅い起床。これも、あいかわらず。従って、スズメたちのご飯も遅くなってしまう。

 いや。スズメたちだけではなかった。消えた街灯に止まってカラスも待っていた。

 

 庭に出ると、雪がチラホラしている。ほとんど見えないくらいだけど、やはり、チラホラしている。酔いの残った頭の上に。

 

*写真は、ダイニングのガラス戸越しに見えるスズメたち。