芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

宴会

純粋な

暗黒だけが

来た

岸の向こうから

 

だから

いま 光っているものは すべてはがれ落ちて

闇のからだになった

光が泣いていた

 

骸骨が宴会をしていた

無数の骨が浮かんでいた 走っていた

どんなにつらいことでも

死ぬまでのしんぼうや

 

骸骨がそう言った