芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

一行だけの手紙

 目がつぶれている。こんなことでも、すぐに気づかなかった。もうわからなくなってしまった。これにはきっと理由があるはずだと、ずっと思い続けていたのだけれど。でも、ほんとは目じゃなかった。確かに毎日、ボクは目を酷使していて、