芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

夜の会話

 人さまざま、私は晩年、この言葉の由来するところを痛切に感じている。  こんな感情を余生で、心の底で、そっと、大切にして、この世を渡り過ぎていこうとしている。  そもそも私の場合、妻との四十三年間、恋人のまま、つまり愛し