芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

浮くこと 沈むこと

 朝、ベッドの上で目覚めた時、浮沈という言葉がひらめいた。  浮いたり、沈んだり。そして、きょうは、「沈」の方だった。心が沈んでいた。  確かに昨夜、いつものスナックでかなりウイスキーの杯を傾けてしまったが、帰宅したのは