芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

もはや ない

かつて さまざまな人の 唇が開いて 音が流れていた   かつて さまざまな唇から さまざまな音が 流れ 溢れ 漂い そして すべて 消えた   あれから 七十五年の歳月が過ぎたけれど この脳には 何も