芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

決して忘れない

結びついたまま

離れなくなった

混乱していた

乱れて

右手が出ていた

 

 そんなあなたが好きです

 

右手を左手が押さえて 中に入れた

足が歩きだした

歩きながら ほどけていった

結び目は消えていた でも 決して忘れない

ひとつに絡みあっていた玉