芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

親水公園にて その24

愛したために

待つことを覚えた

 

愛したために

死を恐れなくなった

 

愛したために

すべてを投げ出そうとした

 

愛したために

捨てられることを知った

 

 

*写真は、お昼過ぎの親水公園。いつもの木の下で、さまざまな愛の誕生と破滅を脳裏に描いていた。