芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

ガッカリがスッカリ

 きょうは午前三時半頃起きて、「芦屋芸術十一号」の原稿の整理をしました。飲食から読書まであれこれほとんどすべて、東窓の飾り棚に亡妻とジャックの遺影と骨壺が置いてあるダイニングでやっているので、まず、例のごとくダイニングのシャッターをあげた時、東の低い空にもう冬の星座、オリオンやシリウスやプロキオンがきれいに輝いて、おはようの挨拶を送ってきました。

 一段落して、五時頃、新聞を取りに郵便受けまで出ると、オリオンたちは既に去り、明るみはじめた東の低い空に細い月と金星が仲良く寄り添っていました。きのうが最接近する日でしたが、あいにく曇っていてガッカリでした。でも、ホントにニンゲンって不可思議ですが、一瞬にして、ガッカリがスッカリ消えました。