犬だと聞いているが、犬種はわからなかった。搬入しなければならならなかったが、一匹ではなく、十匹か、それとも数十匹いるのか、それさえわからなった。じゃあいったい何がわかっているのだ、そう詰問されたなら、答えに窮してしまう
記憶の果てで
芦屋芸術は詩・小説・文学・音楽・絵画・・・etc 芸術誌の発行とWEBでの表現を展開する芸術コミュニティサイトです。
犬だと聞いているが、犬種はわからなかった。搬入しなければならならなかったが、一匹ではなく、十匹か、それとも数十匹いるのか、それさえわからなった。じゃあいったい何がわかっているのだ、そう詰問されたなら、答えに窮してしまう
このたびは どうも ありがとう ございました また こんな このたび が ありますように なんども この十年間 夜の枕もとで そう 言いきかせてきましたから ぜひ もういちど
かつて さまざまな人の 唇が開いて 音が流れていた かつて さまざまな唇から さまざまな音が 流れ 溢れ 漂い そして すべて 消えた あれから 七十五年の歳月が過ぎたけれど この脳には 何も
なぜ おまえが 好きになったか それだけは 話しておきたい つまり わたしにとって 愛は 生命でも 人類でも 神でも 理想や理念でもなく 眼前に座っている おまえだけだった おまえと愛しあうこと これが わたしにとって
私の運営している文芸誌「芦屋芸術」の22号を今年の三月一日に発行予定。だからこの間、寄稿者の原稿の編集・校正に没頭していた。ほとんど終了。だが、私自身の原稿の編集・校正が終わっていない。午前四時頃からその作業を中心に時
後藤光治さんから詩誌が送られてきた。 後藤光治個人詩誌「アビラ」20号 編集発行/後藤光治 2024年12月25日発行 構成は従来通りだから、私にはかなり入りやすい詩誌である。 まず巻
宮武孝吉さんから詩集を送っていただいた。 「千葉県詩集」第57集 発行人/秋元炯 発行人/千葉県詩人クラブ 2024年11月3日発行 一〇六名の方が詩を寄稿しておられる。それぞれ二頁が割
てのひらの 上に ちいさな かけらが 置かれていた それは 冷たかった だが 溶けなかった 溶けなかったが 冷たかった とても 冷たいまま ついに 凍りついてきた
余程のことがない限り、毎日お昼ごろ、私は散歩に出かけている。だいたい同じ場所を歩いている。芦屋浜を歩きながら海を見つめ、公園から六甲山を仰ぎ、さまざまな思いが去来するのにまかせて歩いている。時折、キャナルパークへも足を
ここ数年 空白の中を歩いている ひたひたしていた足音が絶えた 足が消えた 歩くたび 足の裏の形が ひったりして 凹んでいた 少なくとも 九人の足 十八本の足首 すべてが 消えた
金堀則夫さんから送られてきた詩誌を読んだ。 「交野が原 第97号」 編集・発行人/金堀則夫 2024年9月1日発行 三十三人の詩人が三十四篇作品を発表している。そして評論・エッセイが二篇
一月五日日曜日、朝八時。今年初めての芦屋ビーチクラブ。 去年十二月から年始までの夜回りでまだ少し体を崩しているが、よし、ここは一発、積極的に体を動かして、飲酒病からの完治を目指した。 年始早々、気付いたことが一つ。
「泳いでいる」というテーマで書かれた百の物語を集成した作品集の紹介文。ここでは、この紹介文の原案をまずご紹介しようと思う。第一話は、「唇が泳ぐ話」。 確かにその館に入れば、サウナ状態になっていて熱い水蒸気がモウモウと
永井ますみさんから詩誌が送られてきた。 「現代詩神戸287号」 編集/今猿人・神仙寺妙・永井ますみ 2024年12月10日発行 十七人の詩人が二十二篇の詩、そして「エッセイ」一篇と「あと
スマホのアルバムに 写真百枚分くらい 空白ばかり 残っている JR芦屋近くの いつものお店 2004年ものの 甲斐ワイン おいしいね そんな会話をして 食事をしたのは ついさっき 1月2日 昨夜のことではなかったか スマ
今年の正月 三日未明 TONの住んでいる芦屋 天気予報では 晴れの予想だった だが いきなり 暴風雨がやって来た だが また なぜだ カーテンの向こう側 窓の外は快晴だった 満天 星星が煌めいている 意外だ
秘密裏に脈々と続いている そりゃ そうだろう 続いているから 秘密 続かないから あれは噂かも
スライスしたリンゴの 芯の部分に 唇の形をした穴が開いている こんな簡単なことさえ 今まで 気づかなかった 今夜 初めて知った 知った以上 夜明けまで リンゴをスライスし続けて 今まで出会ったいろんな人の唇を 探し求めた
何も開かない 開いていない それは最初からわかっていた 開かない愛 だから こうして いつまでも その前で 座り続けていたのだった
課長 何て 言った と思う いい加減にしろ YOU おまえという女は もう二十年も昔のお話 その時から あたし 自立して 経営した スナック<ヨコハマ> いいじゃん それで いいじゃん あの課
金曜日から体調を崩している。風邪気味。原因は?もちろん、言うまでもなく、夜の散策。酒を求めて。酒だけではなく。ギリギリまで。ついに破綻しちゃった。ドスン!ベッドの上へ。バタン! ほとんど寝てばかり。 だが、土曜日の
おふくろが 帰って来た 二十一年前に死んだおふくろが 門前に停まったタクシーから降りた トンちゃん 元気?
眠り続けていた 何も出てこなかった いや 咳が出た
波間 その小さな間にあるもの そうよ それは 細いもの あたしの小指かも 秘密よ ぜったい 秘密にしてね
なんでもないのよ 忘れてください どうぞ あなたは あなたへ帰ってください ええ あたしは 二度と??? ?
原口健次さんから詩誌が送られてきた。 寄稿文芸誌「KAIGA」No.127 編集発行人/原口健次 2024年11月30日発行 この文芸誌は、いつも四人の作家の作品で構成されている。今号は
曲がったりもした 破裂することもあった 崩れ去り 河口から 海へ 正体不明のまま 死体の時もあった いまは ただ 横たわって 足を見つめているのだった
第二章 平屋建ての内部はフローリングの一間。部屋の中央辺りの床に取り付けられた取っ手を引き上げると、地下室への階段が現れた。 三年ぶりの再会だった。 「お久しぶりね。TON、少し、やせた
きのうは、芦屋芸術のスタッフ、マスミさんの自宅で、スミレさんとボク、三人、ホームパーティー。ワインを飲んで。手作りの料理と共に。午前十一時頃から午後四時頃まで。 そのあと、芦屋ビーチクラブの代表、中村さん宅で、ビーチ
第一章 芦屋川沿いにあるもっとも古い公園、と言えば、地元の人なら、あああの公園か、すぐにその公園の名前が口をついて出て来るに違いない。それでも、地元の人であってさえその公園の裏側、その辺りに何があるのか
永井ますみさんから送られて来た詩誌を読んだ。 「リヴィエール197」 発行所/正岡洋夫 2024年11月15日 この詩誌は十一人の詩人が十三篇の詩、六人の詩人が六篇のエッセイを発表して構
東川絹子さんから詩誌が送られてきた。 「オリオン 第四十号」 編集人/松川・東川 2024年9月20日発行 二人の詩人の作品でこの詩誌は構成されている。 東川絹子は詩作品三篇、エッセイ
YOUのからだを 黄金の花びらで飾っていた 首すじから 太ももまで 黄金で覆い尽くしたかった まだ 誰のものでもない そうだ ワンチャンしか愛せない あのユーチューブのYOUのからだを ぜんぶ TONちゃん
牧田榮子さんから送っていただいた詩誌を読んだ。 「ア・テンポ 第66号」 発行人/丸田礼子 2024年10月7日発行 九人の詩人がそれぞれ二篇、あわせて十八篇の作品が発表されている。また
YOUとkissする夢を見ていた 起きたら 顔の下に 枕
ユーチューブで見た女性がスナックのカウンター席の右隣に座っていた 「あなたの名前 なんていうの 「TON 「いい名前ね 「あなたは 「ユーチューブのYOUと呼んで 「YOUか 「どう TONちゃん あたしがユーチューブ
後藤光治さんから詩誌が送られてきた。 後藤光治個人詩誌「アビラ」19号 編集発行/後藤光治 2024年9月1日発行 この詩誌は、巻頭の「ロラン語録」から始まり、六篇の「詩作品」、連載して
なぜだろうか 頭で考えても わからない それは 思想でもなかった 社会でもなかった 会社でもなし 学校でも お金でもなかった まして お酒や お料理でさえ 早く会いたかった とにかく 早く 君だけに 会いた
寒くなって来た。 朝三時頃から作品を一篇作り、芦屋芸術のブログに投稿。その後、いつもより少し早いが六時前から家事、朝食、庭掃除。まだ早いのだろう、カラス夫婦はいない。スズメたちはザッと五十羽くらい集合して、ご飯待ち。
枯葉を食って、生きている人。そんな人がいるという。おかずは、虫。例えば、ゴキブリ。修行僧なのか。冬でもはだし。そう聞いている。だが、衣は。どんな衣装で生活しているのか。それはまだ不明だ。 芦屋川の周辺を宿として、川の
首すじが痛い 左側の首すじが 誰かが歩いているのだろう 誰かが 首すじの辺りを だが この足音は 死んだ妻だろうか 十年前に
さまざまな出会いがあった この十年間だけでも 色とりどりの花に出会い 背中で散り もう秋だと知った すべての花は 背後で散っていく それが冬だった
昨夜 帰宅時 タクシーの車内で 後部座席の左隣に座っているYOUの 右手を TONの左手が握りしめた その時 振り払って 両手を体の前に組み合わせて 素知らぬ顔で 前方を 進行方向を 見つめているYOU 何
伊川龍郎さんから文芸誌が送られてきた。 「風のたより30号」 発行所/風のポスト 2024年9月12日発行 四人のメンバーで、詩一篇、連載マンガ論、小説、そして漱石論で構成されていた。
先田督裕さんから詩誌が送られてきた。 詩誌「布」四一号 2024年9月30日発行 五人の同人がそれぞれ一篇ずつ詩を発表、また、「ひとこと」の欄では昨年十二月に亡くなった太原千佳子の同人た
永井ますみさんからこんな詩誌が届いた。 「現代詩神戸286号」 編集/今猿人・神仙寺妙・永井ますみ 2024年9月10日発行 この詩誌は十九人の詩人の作品二十三篇、書評一篇、自己紹介一篇
数日前から寒くなって来た。冬。十二月十四日の土曜日に亀を冬眠させようと思っていたが、気がかりになって、きょうの十二時半ごろ、実行した。 体を洗って綺麗にして、腐葉土を入れたバケツに彼を置いた。来年の春までサヨナラ。楽
何かが足りない 足でもなかった 眉毛でもなかった 親指でも 中指でも 耳でもなかった そうだ ぜひ 今夜 くちびるの 写真 送って ください どうぞ お願い スマホでいいから どうぞ ねえ ど
永井ますみさんから送られてきた詩誌を読んだ。 「リヴィエール196」 発行所/正岡洋夫 2024年9月15日発行 十三人の詩人が十六篇の詩を発表している。また、エッセイは五人の詩人がそれ