芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

長電話の町に住んでいた

 ゴミゴミした町を歩き回りながら、スマホを左耳に押し当て、電話をしていた。最初、仕事の話かと思っていたが、どうやらいつのまにか話題が変わっていて私生活の秘密めいた打ち明け話になっているのだった。そうやっておそらく半日以上