芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

芦屋浜ビーチクラブ その3

 日曜日。きょうも、朝八時前に芦屋浜へ出た。クラブの仲間は誰もいない。東側の堤防の階段になった通路に座って、真っ青な空の下、ボンヤリ、芦屋浜を眺めていた。  ボツボツ二、三人の仲間が集まり始めたが、このクラブで知り合って