芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

さわさわした時

頭が透明になる時がある

さわさわしている

 

鳥が鳴いている

頭の中をはりめぐらした小枝にいっぱいとまって

 

透明な声だ

さわさわした声だ