芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

芦屋ビーチクラブ その64

 二週連続で休んでしまった。日曜日の朝、芦屋浜を訪れなかった。理由は簡単。シンプル。つまり、夜遊び。飲んで、酔って、場合によっては帰宅したら午前二時をゆうに過ぎていた。ただ、この歳になって、深夜、飲み屋を徘徊できるなんて

二月の半ばに

ビリビリになってしまった 過去が 一枚の紙の上に縮小され それを 彼女の両手の親指と人差指が つまみ ひねり 破り 捨てた まだ 生きてはいるが いま 彼は もう 彼ではなかった   一枚の 新しい 紙きれが