芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

髪の毛から

 こうしてわたしはこの世に帰ってきた。自分ながら離れ業だと思った。みんななかなか離してはくれなかったから。  といって、あの世が実在すると主張するために、この文章を書いているわけではない。そんな面倒なことなんてどうでもい