芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

地球担当者の悲哀

 地球担当課の担当者は困惑していた。いまさら廃墟と化してボロボロになってしまったこの惑星の調査命令を出すなんて、いったい本部は何を期待しているのだろうか。  しかもこの惑星上の歪んだミミズ状の小さな島という特殊エリアだけ