芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

水の音がする

新しい川が出来た

そんな噂を耳にした

彼の住んでいる町には

どまんなかに

芦屋川という川が昔から流れている

日曜日

彼は終日

新しい川を探し続けたけれど

どこに流れているのか わからなかった

未明

頭の中に 流れていた