芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

結末不明

 最近何かがおかしいと彼は思うようになっていた。特段その何かが、いったい何であるか、執拗に追及する意志などさらさらないのではあるが。だから、とりあえず、何か、だけつぶやいて、それ以上の中身は棚上げにしていた。  それでも