芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

アントナン・アルトーの「神の裁きと訣別するため」を読む。

 神は黴菌だ、罵倒した男がいる。この男は一八九六年に生まれ、一九四八年にこの世を去っている。つまり、ヨーロッパの悲劇、というより今のところ人類最大のと言っていいが、第一次世界大戦と第二次世界大戦の闇の中を通り過ぎてすべて