芦屋芸術|同人誌・現代詩・小説

「佐川亜紀詩集」を読む。

 私たちはおそらく日常生活を送っていて、楽しかったり悲しかったり、あるいは苦しい時もあるだろうが、それぞれそれなりに生きているのだと思う。まさか自分が生きている生活の根底を凝視するなんてことは、まずあるまい、そうではない

ぐじゃぐじゃ

危険か どうか 問い合わせがきた   いつも 危険だ 脳は そう答えた   いっせいに 笑った 誰かが シーッ 制止した その一瞬   もう一度 あなたに 会いたい 赤い色が 浮かび 滲み