芦屋芸術|芸術誌・現代詩・小説

夢 さまざま

クリーム色の膜が

白くただれてゆく

ただれたあとには

黒穴があいていた

 

あれは 舌だろうか

湿った息が吹き出し

指先を濡らしていた

 

わたくしの右手の人差指は

そんな夢を今夜は見ていた

 

あしたは どんな夢を見るやら